低コストインデックスファンドのeMAXIS Slim 全世界株式（オルカン）の保有者が2025年６月末時点で500万人を突破し、516万人となりました。運用会社の三菱UFJアセットマネジメント（三菱AM）が発表しました。三菱AMによると、eMAXIS Slim 米国株式（スリムS&P500）も６月末時点で511万人となっています。低コストインデックスファンドシリーズとして知られるeMAXIS Slimシリーズは資金流入が引き続き安定的に続いており、半年間（１～6月）の資金純流入額は、2024年が2 兆 6,988 億円、2025年は2兆7,107億円と大きく伸ばしています。合計純資産総額は6 月末時点で16兆7,841億円にものぼります。競合投資信託が低コストの商品を出してきたら対抗して運用管理費用（信託報酬）を引き下げ、総経費率も極めて低い水準にとどめ、対象株価指数（ベンチマーク）とのずれが極めて小さい安定的な運用を続けてきた点が評価されたと思います。おめでとうございます。
純資産総額７兆円目前
https://emaxis.am.mufg.jp/fund/topics/__icsFiles/afieldfile/2025/07/17/253425s_250717.pdf
オルカンの純資産総額は７月18日時点で6兆7,434億円となっており、７兆円突破が目前となっています。2024年に現行の少額投資非課税制度（NISA）になって以降、スリムS&P500とともに純資産総額が大きく伸びています。私個人もオルカンを保有し、追加で購入しています。「長期分散低コスト」の大原則からも、純資産総額規模からも、ベンチマークに沿った安定的な運用からも、オルカンが多くの人にとってリスク資産の運用先の第一選択肢になると思います。
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