投信全体の純資産総額140兆円超に

　投資信託協会の5月投信概況で、上場投資信託（ETF）を除く公募株式投資信託の純資産総額は140兆9,617億円でした。日経電子版が報じました。報道によると、内外の株価が堅調に推移して残高を押し上げ、前月の4月比で8兆113億円増となりました。トランプ関税を巡り４月に不安定になった一方、５月は全世界株価指数などが月間で数％プラスと大幅に上昇したのが寄与したとみていいと思います。一時的な株価変動に左右されず、リスク許容度の範囲内で資産配分を守って保有を続けたり、追加投資を継続したりした人が急激な上昇の恩恵を得られたと思います。

月間増加額過去最高

5月の投信概況､残高140兆円　4カ月ぶり増 - 日本経済新聞

投資信託協会が12日発表した5月の投信概況で、上場投資信託（ETF）を除く公募株式投信の純資産残高は4月比で8兆113億円増の140兆9617億円だった。内外の株式価格が堅調に推移し、残高を押し上げた。増加額は23年11月の過去最高を更新し...

　詳しい記事の内容は上のリンクからご覧ください。報道によると、増加額は2023年11月の過去最高を更新しました。資金流入額は9496億円のプラスでした。一方、投資信託のの設定額は前月比で1割減の2兆9,211億円となり。8カ月ぶりに3兆円を下回りました。投資信託協会の松下浩一会長は記者会見で米トランプ政権の上乗せ関税の一時停止の期限が切れる7月を念頭に「材料が出てくるのを見たい投資家のマインドがある」と話したといいます。ちなみに、ETFを含めた公募株式投資信託全体の残高は10兆8,803億円増の230兆7,556億円でした。私も、皆様とともに航路を守った投資を続けていきたいです。