こんにちは、米国バンガード社の上場投資信託(ETF)のバンガードS&P500ETF(VOO)は2025年に入り約230億ドルを集め、純資産総額を約6,320億ドルにまで伸ばしました。これまで首位だった米国ステート・ストリート社のSPDR・S&P500ETFトラスト(SPY)の約6,300億ドルを上回り、ETF純資産総額世界一に立ちました。ブルームバーグが集計し、報じました。バンガード社はボーグル氏が設立してから投資家に寄り添い、ETFやミューチュアルファンド(投資信託)の運用管理費用(信託報酬)を可能な限り低コストにしてきました。VOOの信託報酬は年0.03%と極めて低く、SPYの年0.095%も十分に低いものの、個人投資家はより低コストのVOO、そしてバンガード社の姿勢を評価してきた表れだと思います。バンガード社の皆様とVOOの保有者の皆様、おめでとうございます!
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低い手数料を武器に
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詳しい記事の内容は上のリンクからご覧ください。ブルームバーグの報道によると、SPYは1993年に設定され、現存するETFの中で最古参の商品の一つとされています。純資産総額規模と売買高で強力な先行者利益をうけてきていると指摘しています。VOOは2010年設定と後発ながらも、世界トップクラスに低い手数料を武器に、個人投資家とファイナンシャルアドバイザーの支持を取り付けてきたと述べています。急速にシェアを拡大し、2024年にVOOに流入した資金は1,160億ドルを突破して年間で過去最高額を更新していたと明かしています。日本の投資信託純資産総額ランキングでも低コストを武器にして同じ資産クラスでコスト最安値水準を誇っているeMAXIS Slim 米国株式(スリムS&P500、信託報酬年0.0814%)が首位に立ち、eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン、信託報酬年0.05775%)が2位となり3位以下を大きく引き離しています。
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