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つみたて枠5年リターン、米国株トップ10独占

NISAつみたて投資枠リターン 株式投資の心構え
日経電子版より引用
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 こんにちは、少額投資非課税制度(NISA)のつみたて投資枠対象の投資信託を対象とした5年リターンは2024年11月末現在、トップ10を米国株式型が独占しました。うち、5位から10位の6本が基軸株価指数の一つであるS&P500指数連動型でした。1位から4位はハイテク指数連動型などでした。アクティブファンドは1本だけでした。日経電子版が報じました。米国株式、特にハイテク株式が絶好調だったと言えると思います。米国株式の投資信託があまたある中、5位から10位までを基本的なインデックスファンドが占めた事実は、インデックスファンドの勝率が圧倒的に高いとされる結果が素直に表れたとも言えると思います。

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手数料や規模の強み

新NISAつみたて枠5年収益、先進国株式型が上位独占 投信ランキング - 日本経済新聞
2024年1月から新しい制度に移行したNISA(少額投資非課税制度)のつみたて投資枠対象ファンド(上場投資信託=ETF=を除く)について、中長期的なパフォーマンスを調査した。11月末時点の5年リターン(分配金再投資ベース)をランキングしたと...
NISAつみたて投資枠リターン
日経電子版より引用

 詳しい記事の内容は上のリンクをご覧ください。無料記事でしたので、ランキングの【表】も引用します。5位以降の6本は同じS&P500指数に連動します。基本的にリターンは、ほぼ同じになります。わずかながら差がついたのは、指数への連動度合いや運用管理費(信託報酬)、運用コストの差の分と推察できます。極めて低コストで、純資産総額規模が6兆円超と大きいeMAXIS Slim 米国株式(スリムS&P500)が5位と一番上になったのは、信託報酬が安く、指数沿った運用を続けており、純資産総額規模が大きいという強みがしっかりでたという感想です。次点の6位のSBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBIVOO)もこれらの優位性を持っています。なお、過去5年間は米国株式が強かったですが、今後も米国株式が他の国・地域よりも優位性を持つかどうかは分かりません。もしかすると、他の国・地域よりも米国株式のリターンが劣後するかもしれません。実際にそうした局面は過去にありました。今回の結果をもって、決して米国株式一択という結論には全くつながらないと強く申し添えます。むしろ、国・地域別、通貨別の分散度合い、世界の時価総額のカバー率、世界の時価総額に近い比率である点を加味するならば、時価総額加重平均型の全世界株式インデックスファンドのほうがおおむね合理的であると思います(本心を言えば、両者にそんなに違いはないと思っています)。

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