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ニッセイ先進国株式復権!

投信積立2023年12月 株式投資の心構え
ウェルスアドバイザーより引用
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 こんにちは、ウェルスアドバイザー(旧モーニングスター)が毎月集計している大手インターネット証券会社3社の投資信託積み立て契約件数ランキング2023年11月版が公表されました。公開しているトップ10のうち8本は積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象のインデックスファンドです。いずれも、基軸となる時価総額加重平均型の全世界、全米、S&P500、先進国の各株価指数に連動しています。前月首位だったeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)に、スリム米国株式が追いつき同点首位となりました。いずれも28ポイント(1社平均9.33ポイント)です。5位に<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(ニッセイ先進国株式)が12ポイント(同4ポイント)で入り、前月のランク外の15位から急上昇しました。株式の分散投資先として期待される低コスト国内債券インデックスファンド(現状、事実上の上位互換といえる個人向け国債変動10年がある)は別として、ブームや昨今の好調な値動きに乗った感じがぬぐえず、正直言ってこれ1本で運用するには大いに疑問が残る投資信託が前月よりは減りましたが1本ほど入っています。

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ランキングの算定方法

運用期間10年の「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」の人気再燃=ネット証券の投信積立契約件数ランキング23年11月
投資信託を中心とし、株式、上場投資信託(ETF)、ニュース、動画(ビデオレポート)、レーティング、各種ランキング情報を提供し、資産運用に役立つポートフォリオや便利なツールが豊富です。

 ランキングは、定期的に月次投資信託積み立て契約件数トップ10を公表している楽天証券、SBI証券、マネックス証券の公開情報を元にウェルスアドバイザーが集計しています。各社ランキングの1位に10点、2位9点、3位8点…、10位1点とし、3社のランキング10位までのファンドの点数を出したているとのことです。満点で30点となります。いずれも、低コストインデックスファンドを多数扱っており、メーンで扱う証券会社に適切です。

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スリムと楽天強い

投信積立2023年12月
ウェルスアドバイザーより引用

 積み立て契約件数トップ10は【表】の通りです。オルカン、スリム米国株式をはじめとして、スリムシリーズから4本ランクインしました。4位にスリム先進国株式、10位にスリム国内債券でした。今回ランクインした4本のうち、スリム米国株式、オルカン、スリム先進国株式は資産形成の主軸となりうる超優良低コスト投資信託です。スリム国内債券も個人向け国債変動10年が仮に存在していなかったら、政策金利や長期金利の状況次第で有力な株式の分散投資先になっていたかもしれません。楽天投信投資顧問(楽天AM)勢からは3本が入りました。オルカンに真っ向勝負を挑み、10月に同じ信託報酬で運用を開始した楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド(らくカン)が8位に。他、楽天・S&P500インデックス・ファンドが7位、楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)が6位です。

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10年間投信保有者に寄り添ったニッセイ先進国株式

ニッセイ先進国表紙

 ニッセイ先進国株式は2013年12月に設定されました。以来、既存の投資信託保有者を大切にし、何度も何度も運用管理費(信託報酬)を引き下げ、同じ指数に連動する投資信託の中で最低水準のコストであり続けました。他社が同じ指数に連動する新しい低コストインデックスファンドを立ち上げて既存の投資信託保有者を事実上「見捨てて」きた中、保有者とともに手を取り合って歩んできたといえます。私自身、ニッセイ先進国株式のこうした姿勢を高く評価し、リスペクトしています。

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