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楽天VXUS、運用開始

楽天VXUS表紙 株式投資の心構え
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 こんにちは、米国を除く全世界株を時価総額通りに保有する楽天・全世界株式(除く米国)インデックス・ファンド(楽天VXUS)の運用が22日始まりました。米国では米国を除く全世界株価指数はメジャーな株価指数ですが、日本では初めて連動する投資信託となりました。メーンの運用先とする投資信託ではなく、米国株インデックス型投資信託の分散先として真価を発揮しそうです。S&P500指数や全米株価指数に連動する投資信託に投資をしている人が米国以外に投資対象を分散したいというニーズを満たすとみています。

「ほったらかし投資術」(山崎元、水瀬ケンイチ共著)は日本のインデックス投資の最良の教科書です。投資を始める人はもちろん、投資をすでにしている人も全員読んだ方がいいと感じています。インデックス投資分野では、高校の金融教育の教材にもなり得ると思います。

 

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つみたてNISA対象銘柄に

楽天VXUS特色
楽天VXUS追加記載
楽天VXUS国別投資比率・上位10銘柄
VXUSの組み入れ上位10銘柄、業種別構成比、国・地域別構成比(楽天全世界株月次レポートより引用)
楽天VXUS手数料

 楽天VXUSはFTSEグローバル・オールキャップ(除く米国)インデックスに連動します。要はFTSE全世界株インデックスから米国株を除いた指数です。FTSE全世界株価指数に連動している投資信託の一つとして、積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象銘柄となりました。売買手数料は無料で信託財産留保額はかかりません。維持管理費(信託報酬)は年0.202%です。米国上場投資信託(ETF)のバンガード・トータル・インターナショナル・ストックETF(VXUS)とバンガード・FTSE・デベロップド・マーケッツETF(VEA)に投資をする形で連動を目指します。VXUSは米国を除く全世界株価指数、VEAは米国を除く先進国株価指数に連動しています。VXUS1本でなく、VEAにも投資をする理由は恐らく実質コストを下げるのが目的とみられます。VXUSの信託報酬が年0.07%に対し、VEAは年0.05%とわずかに安いです。楽天・全世界株式インデックス・ファンド(全世界株)の月次レポートによると、VXUSの国別構成比は日本がトップの15.3%、以下英国10.2%、カナダ8.1%、中国7.1%、フランス6.5%と続きます。業種別構成比は金融が19.7%とトップで、以下資本財14.7%、一般消費財12.8%とS&P500指数や全米株価指数と比べて、割安株かつ景気敏感株が多い業種が多い印象です。組み入れ銘柄は8,000銘柄弱で、上位10銘柄にランクインしている日本株はトヨタだけで9位です。

楽天VXUS表紙

楽天VXUSを販売しているのは27日現在、楽天証券だけです。恐らくは今後販売会社を広げていくとは思いますが、可能性が低いとは思いますがもしかすると楽天証券だけになるかもしれません。楽天VXUSに限らず、つみたてNISA対象で低コストかつ時価総額加重平均型の全世界株、全米株、S&P500、先進国株を扱っています。

 

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