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個人向け国債変動10、金利年0.17%に!

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 こんにちは、でんです。12日から31日まで募集される6月15日発行の個人向け国債変動10年(変動10)の金利が年0.17%(税引き後0.1354645%)となりました。前月募集から0.04%引き上げられました。メガバンクの普通預金金利の百倍超で、定期預金金利の数十倍以上です。さらに、楽天証券と連携(マネーブリッジ)させた際の楽天銀行のプレミアム金利年0.1%(預金額300万円以下まで)をはじめとした超優遇預金金利の大半よりも金利が高いです。

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株安時に輝く

個人向け国債変動10(2022年6月新発)

 債券と金利の基本的な関係は、金利が上昇すれば債券価格が下落し、金利が下落すれば債券価格が上昇します。しかし、変動10を含めた個人向け国債は金利の上昇に追随して利回りが上昇するのにも関わらず、価格下落が起きません。つまり、金利の上げ下げに関わらず、債券価格が変動しません。だから、株価下落が起こりやすい金利上昇時に強さを発揮します。しかも、どんなに金利が下落しても、最低金利年0.05%が保証されています。日銀の金融政策により海外の金利よりも依然として最低水準の金利が続き、金利下落余地がほぼない状況が続いています。株式投資での為替リスクの影響は長期的には気にしなくていい水準になりやすいですが、債券投資で為替リスクは長期でもリターンに決定的な影響が出やすいです。国内債券よりも利回りが高い外国債券が一見よさそうですが、為替リスクがネックになります。外国債券投資では為替変動を和らげる為替ヘッジをつけるのが現実的ですが、ヘッジコストが維持コストに加わります。一方で変動10は国内債券ですので、為替リスクはありません。主力で運用する低コスト全世界株インデックス型投資信託との分散投資先として有力な候補だと思います。ただ、日銀は毎営業日に10年国債の利回り0.25%で無制限に国債を購入する「指値オペ」を実施しています。よって10年国債利回りは現状、年0.25%が事実上の上限となります。変動10の金利は「基準金利×0.66」で算出しています。今回募集される変動10の基準金利は年0.25%です。現行の指値オペを見直さない限りは、変動10の金利は年0.17%が上限となりそうです。

日本が破綻しない限りは元本確保

個人向け

 変動10は日本政府(財務省)が毎月発行しています。満期は10年間ですが、発行後1年を経過すればいつでも中途換金が可能です。中途換金時に直近2回分の各利子相当額×0.79685が差し引かれます。たとえ中途換金をしたとしても、日本政府が債務不履行にならない限り元本割れは起こりません。日本政府の財政破綻の可能性は極めて小さいです。地銀はもちろん、メガバンクやゆうちょ銀行、インターネット銀行、信用金庫、農林中央金庫系の預貯金よりも安全度は高いと思います。日本政府が債務不履行になれば市中金融機関は、ほぼ間違えなく無事ではありません。ただ、変動10の弱点も当然あります。金利下落時に通常の債券で発生する値上がり益は、変動10では元本が固定されているため得られません。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。今回は少しだけおまけがつきます。

2週間で計5,000円投資しました

2022カープ⑦
2022カープ⑥

 先々週の広島カープは1勝3敗で、先週の広島カープは4勝2敗でした。よって2週分計5,000円をeMAXIS Slim 米国株式に投資をしました。報告が遅くなり申し訳ありません。11日現在で首位に浮上しました。今週は幸いに2勝しています。何とか4,000円投資できればと思います。

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