スポンサーリンク

ときめきナスダック

2568表紙 株式投資の心構え
スポンサーリンク

 こんにちは、でんです。ここ10年で世界最強ともいえる上昇を見せている株価指数はS&P500指数でも全米株価指数でもなく、NASDAQ(ナスダック)100指数です。今をときめきまくっているドキドキ銘柄をそろえています。しかし、筆者は全米株価指数やS&P500指数、全世界株価指数、先進国株価指数と比べ業種が偏っており、運用の主軸とはなり得ないと考えます。

※今回は少し緩く書きました。気軽に見ていただければ幸いです。

スポンサーリンク

5割弱がIT

2568月次レポート
NASDAQ100指数に連動する東証上場ETF2568の目論見書より引用
MAXIS全世界株式月次レポート
全世界株価指数に連動する東証ETF2559の月次レポートより

 NASDAQ100指数の上位銘柄はアップル、マイクロソフト、アルファベット(グーグル)、アマゾン、テスラ、メタ(フェイスブック)です。S&P500指数、全米株価指数、先進国株価指数、全世界株価指数でも上位に来ます。どれも投資家によってはハートが射抜かれそうな銘柄です。業種別はハイテク業種のITが50%弱とかなり偏っています。しかも、金融は指数に組み入れていません。つまり、NASDAQ100指数は金融を除くハイテク業種にウエートを置いて連動しています。十分に業種が分散されているとは言えません。

金利上昇に弱い

注意

 NASDAQ100指数はハイテク企業が多く、昨今の記録的な低金利と新型コロナウイルスによる在宅ビジネスに強い点を背景に、急上昇させてきました。ハイテク業種は株価収益率(PER=株価/1株当たりの純利益)が高い銘柄が多く、金利上昇局面では株価下落の圧力を受けやすいです。しかも、金利上昇に強い金融が業種に含まれていません。米国では金融緩和の段階的縮小(テーパリング)が始まり、2022年内にも利上げがあるとの見方が機関投資家やアナリストの間で広がっています。2022年はNASDAQ100指数にとって爆弾が連鎖爆発し、逆風の吹く年になるかもしれません。

サブ的には面白い

2568表紙

 NASDAQ100指数は長期投資の主軸にはなり得ませんが、サブ的に持つのは考え方によっては面白いと思います。日本国内の非上場投資信託ならば信託報酬年0.44~0.5%程度が相場です。米国上場投資信託(ETF)にはインベスコQQQ信託シリーズ1(QQQ)があり、信託報酬年0.20%です。東証上場のETFは本場のQQQ並に信託報酬が安くなっています。いずれも分配金の二重課税調整対象銘柄です。マーケットメイク対象銘柄にもなっており、流動性が確保された上で多額の取引にも対応しています。低コスト化の流れを作った日興アセットマネジメント(AM)の上場インデックスファンド米国株式(日興NASDAQ100、2568)が信託報酬年0.275%、三菱UFJ国際投信のMAXIS NASDAQ100上場投信(三菱NASDAQ100、2631)、野村AMのNEXT FUNDS NASDAQ-100連動型上場投信(野村NASDAQ100、1545)が信託報酬年0.22%です。QQQよりも、2568や2631、1545の方が二重課税の問題や為替コストの面から明確に有利だと申し添えます。公開はされていませんが、金融関係者の話などから個人投資家の最も安い為替コストよりも、機関投資家の為替コストの方が有利だと推定されています。ちなみに、国内非上場投資信託は2568などよりも信託報酬は高いですが、①購入単位が小さく無駄なく投資できる②分配金を出さずにファンド内で配当金を再投資しているため効率的に複利運用ができるーというメリットがあります。トータルで見ればどちらを取るかは好みの問題といえるでしょう。どのファンドを攻略するかはあなた次第です。

 NASDAQ100指数連動投資信託やETFも面白いですが、筆者は全世界株価指数や全米株価指数、S&P500指数に連動する低コストインデックスファンドを中心に運用していきたいです。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。追記…今回のタイトルや一部文章は20数年前に社会現象にまでなった某ゲームをイメージしました。本文も少しくだけています。30代後半から40代後半の人には何となく刺さるかもしれません(笑)自分で書いて思いましたが、我ながらおっさんくさい記事ですね(苦笑)

コメント

タイトルとURLをコピーしました