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この程度の下落は当然の範囲内

宇宙 株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。新型コロナウイルスの変異種オミクロン株が発生してから世界中の市場で株価の値動きが不安定になっています。例えば、S&P500指数は高値から4%程度、東証株価指数は3.8%程度下落しています。1日の間でも前日比1%を超える上昇で推移していたのにも関わらず、一つのニュースで急変し終わってみれば1%超の下落になったケースも幾度もありました。しかし、この程度の下落は暴落でも何でもなく、よくある話です。全世界株などのインデックスファンドに投資している投資家は投資方針を守って淡々と毎月積み立てや一括投資を続けて全く問題ありません。

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むしろ年初来成績では絶好調

長期投資

 そもそも2021年の米国株や全世界株の値動きは、オミクロン株による下落を考慮してもむしろ絶好調です。5日現在ドルベースでS&P500指数、全米株価指数は20%超、全世界株価指数は13%前後です。円ベースで考えれば年初から円安に振れているため、上昇率はさらに高くなります。いずれにせよインフレ考慮後の年平均リターンが5~7%である点を踏まえれば、素晴らしすぎる成績です。ちなみにS&P500指数や全米株価指数は2019年から3年連続で年初来がリターンが2桁台です。2020年には1カ月で30%以上暴落した新型コロナショックがあったのにも関わらずにです。

今回の下落が不安ならば…

気になる

 オミクロン株による今回の下落はどんな相場でもよくある程度の話です。この程度の下落で落ち着かなくなったり、不安になったりしているとしたらリスクの取り過ぎかもしれません。不安を減らしていくには生活防衛資金を数カ月以上(筆者推奨は2年以上)確保し、自分のリスク耐性をよく確認し株式と債券(債券代替の個人向け国債変動10、インターネット預金)に分散投資をしていくのが一番だと思います。株価はいつ大きく上昇(あるいは下落)するかはプロでも予測困難です。その一方で20年以上の長期的には年平均リターンはインフレ考慮なしでプラス数%から十数%、インフレ考慮後で5~7%に収束していく傾向があります。ペースを守って投資や保有を続けるのが賢明です。

 日本のインデックス投資のパイオニア水瀬ケンイチ氏による日本人向けインデックス投資の名著「お金は寝かせて増やしなさい」の漫画版「マンガ お金は寝かせて増やしなさい」が16日発売予定です。アマゾンで予約を受け付けています。筆者も本が届くのを心待ちにしています。

 

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。皆様とともに市場に居続けたいと願っています。

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