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恒大集団破綻危機での教訓

iDeCo説明 株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。経営破綻の危機を迎えている中国不動産大手恒大集団は22日、23日期日の社債利払いの実施を発表しました。ただ、今後期日を迎える社債の利払いが実行されるかどうかは不透明で予断は許さないとされています。しかし、今回の経営破綻危機で得られる教訓があります。分散投資の重要性です。

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分散投資は個別リスクを和らげる

iDeCo説明

 例えば、恒大集団に集中投資をしていた人は今回の経営危機で、株式にせよ債券にせよ大きな痛手を負ったことになります。株式は高値から9割以上下落しており、依然として株式、債券ともに無価値になってしまう危険にさらされています。 一方で年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が今年3月末時点で株式と債券に計約96億円投資していますが、 投資資産全体に占める割合は0.005%です。仮に破綻したとしても、GPIFの資産運用には影響はないと言っても過言ではありません。いかに分散投資をして個別リスクを避けていたかが分かります。ちなみに、新興国株価指数に連動するインデックスファンドに占める恒大集団の比率は0.05%未満と推定されています。全世界株価指数に連動するインデックスファンドならばさらに比率は下がり、0.005%未満とみられます。インデックスファンドを通じて投資している投資先が破綻したとしても、これだけ十分に分散されていれば心配ありません。※恒大集団破綻による中国経済や世界経済悪化の可能性などは議論の対象外です。あくまで集中投資の個別リスクとしての話です。※恒大集団破綻によって経済に悪影響が出て仮に中国株などが暴落しても、長期的には回復すると思います。ただし、恒大集団に投資した分はゼロになってしまったままです。

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さりありがとうございました。幅広い銘柄に投資しているインデックスファンドは個別リスクを軽減していますが、市場全体の値動きによる市場リスクは軽減できません。だから、個別株とともに調整局面や暴落は避けられないのです。暴落や調整は必ず起こるものと日頃から想定し、適度なリスクを取って投資し続けることが大切です。暴落や調整を乗り越え長く市場に残り続けるほど、年平均リターンがプラスに収束する可能性は高いです。

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