こんにちは、でんです。米国株や全世界株のインデックスファンドへの長期投資を続けていく上で大切なのは、何よりも市場から退場しないことです。つまり可能な限り長期間ファンドを保有し続けるという意味です。長期保有を続けていく上での心構えを端的に示したいと思います。
自分のリスク耐性を知る
自分のリスク耐性を確認しましょう。投資し、保有している資産が何割まで減少しても耐えられるか想定し、考えることです。長期的に右肩上がりで成長しているS&P500指数でも、2000年代後半のリーマンショックでは最高値から60%近く暴落しました。昨年の新型コロナショックでは1カ月で30%以上急落しました。古くは1920年代の世界恐慌では90%近く吹き飛びました。こうした過去の暴落を大まかに知ったうえで想定することが大切です。
生活防衛資金の確保
生活防衛資金は投資資金と別に確保しましょう。もちろん、株式投資の待機資金とは別にです。一般には生活費の3か月分から2年とされています。筆者は2年と考えます。東日本大震災での被災経験が根っこにあります。筆者自身は避難生活とまではいきませんでしが、東北地方の沿岸部では長期間避難生活を強いられた人もいました。そんな時、生活費3カ月や6カ月では心もとないと感じました。
投資配分を考える
投資配分を考えるのも大切です。端的には株式と債券の配分を考えることです。債券は昨今の低金利で記録的な高値圏となっているので、元本が保証された上で金利上昇に追随する個人向け国債変動10やインターネット預金といった債券代替資産でもいいと思います。一般には「100ー年齢」の割合に相当する株式を持ち、残りを債券とするのがいいとされています。筆者個人は生活防衛資金を2年以上確保した上で一定以上の収入が見込めるならば、40代までは株式80~100%でもいいと考えます。債券は金利が2%を超えてきたら国内高格付け債券インデックス、現状ならば個人向け国債変動10かインターネット預金と考えます。時価総額に比例した全世界の高格付け債券も、ありかなと思います。
このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。皆様とともに一日でも長く市場に残り続けたいです。
コメント