スポンサーリンク

ブル・ベアファンドにご用心

ブルベアファンド説明① カープ応援企画
スポンサーリンク

 こんにちは、でんです。証券会社の株式や投資信託買い付けランキングによく「〇〇レバレッジ」「〇〇ブル」「〇〇インバース」「〇〇ベア」などの商品を見かけると思います。「レバレッジ」「ブル」は対象株価指数の倍以上の上昇、「インバース」「ベア」は対象株価指数の反対の値動きを目指した特殊なファンドです。総称してブル・ベアファンドともいいます。短期売買を目的に作られた金融商品で、長期投資には全く適していません。当ブログは購入を勧める立場にありません。

スポンサーリンク

ブル・ベアファンドの特徴

ブルベアファンド説明①
ブル型ファンドとベア型ファンドのイメージ(楽天証券ホームページより)

 ブル・ベアファンドは株価指数先物などに投資し、投資資金の何倍もの効果を狙う商品です。ブル(レバレッジ)型ファンドは上昇相場で大きなリターンを目指し、ベア(インバース)型ファンドは下落相場で利益を狙います。ファンドの前に2倍や4.3倍、ダブル、トリプルなどの数字がついているケースがありますが、1日当たり対象株価指数の何倍の成績を目指すかを示した数字です。例えば、「S&P500指数3倍ブル」ならば、S&P500指数の1日における値動きの3倍になるのを目標とします。「TOPIXダブルインバース」ならば、東証株価指数(TOPIX)の1日における値動きのマイナス2倍を目指します。

ボックス相場に弱い

ブルベアファンド説明②
ブル型ファンドとベア型ファンドの上昇相場(上)と下落相場のイメージ(楽天証券ホームページより)
ブルベアファンド説明③
ボックス相場でのブル型ファンドとベア型ファンドの値動き。対象株価指数が騰落率0なのに対し、ブル型ファンド、ベア型ファンドともに下落している(楽天証券ホームページより)

 ブル・ベアファンドは、あくまで対象株価指数の1日における成績の〇倍を目指しています。投資期間が2日以上になると、ずれが生じるため成立しません。一方的な上昇相場と下落相場を当てられたら大きな利益を得る可能性があります(外したら大きく減少します)。問題は、株式市場が一方に動かない相場(ボックス相場)の時です。対象株価指数が上昇と下落を繰り返してリターンがプラスマイナス0付近の場合、ブル型、ベア型どちらのファンドも下落してしまいます。「負の複利効果」と言われています。

長期投資に全く不向き

 ブル・ベアファンドは長期投資に全く不向きです。負の複利効果など上記で挙げてきた問題以外にもデメリットがあります。ブル・ベアファンドは分配金を出していませんが、ファンド内で投資している株価指数先物などが配当金を出していないだけです。よって配当金再投資といった複利運用もできません。加えて信託報酬もアクティブファンド並の1%近くかかります。確かに信用取引や差金決済取引(CFD)、外国為替証拠金取引(FX)、バイナリーオプション取引ほどの危険度はないと思います。短期間で少額を試しに保有するのはありだとは思います。それでも大きな金額を長期投資するのは絶対にお勧めしません。

カープ応援企画、今週も注文

カープ応援企画注文②

 先週の広島カープは4勝2敗でした。なかなかの好成績で、うれしい限りです。よって4勝分の4,000円をeMAXIS Slim米国株式(SlimS&P500)に追加注文しました。来週は今回と同じ程度の金額以上を投資できたらいいなと思います。

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。筆者は米国株や全世界株のインデックスファンドへの投資を中心にし、市場に長く残り続けたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました