こんにちは、でんです。ここ10年以上、米国株を中心におおむね強気相場が続きました。米国S&P500指数や全米株価指数、全世界株価指数の年平均リターンは10%を優に超えています。年平均5~7%が平均と言われる中で、記録的な好成績と言っても過言ではありません。強気な投資家の中には「低金利の今こそ借金をして株式投資をすればいい」と言っている人がいるようです。借金は元本と利息を返済するまでに金利という余計なコストを確実に払い続けなければなりません。はっきり言ってリスクを高めるだけの行為で、市場から退場する確率を高めるだけだと思います。
コストは確実だがリターンは確実ではない
無利息以外の借金をすれば、金利を必ず支払わなければなりません。住宅ローンや学資ローンといった比較的金利が優遇されている借金だとしても支払いから確実に逃れられません。昨今の日本の低金利を理由に借金や住宅ローンをやたらと勧める株式投資のインフルエンサーもいるようですが、世界と比較してデフレ傾向が続き平均所得が上がっていない中では決して軽い金利とは言えないと思います。米国株や全世界株のインデックスファンドへの投資ならば歴史的には20年以上投資を続ければ報われてきましたが、1年単位では大きく成績がプラス50%からマイナス40%程度にまでぶれます。S&P500指数や全米株価指数でさえも、10年程度のさえない期間はあります。例えば2000年代は10年間ほとんど上昇しませんでした。そんな期間でも借金をしていたら元本と利息の支払いからは絶対に逃れられません。株式投資は余剰資金からするべきもので、筆者の良心に誓って借金をした上での株式投資は絶対に勧められません。だから本質が借金(あるいは株式の借り入れ)を通じて売買する信用取引は長期投資において全く持って不要と考えています。
そういえば先週は3,000円投資しました
先週の広島カープは3戦3勝と大変素晴らしい成績でした。東京五輪期間の中断に入りましたが、再開後のチームの上昇を祈願します。開催に賛否両論ある東京五輪が23日、開幕します。ソフトボールやサッカーなど一部競技は始まっています。選手が力を出し切るのを願います。そして日本勢の躍進を期待しています。このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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