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楽天VXUS誕生へ!

楽天VXUS 株式投資の心構え
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 こんにちは、楽天投信投資顧問は12月22日、全世界株価指数(除く米国)に連動するインデックス型投資信託「楽天・全世界株式(除く米国)インデックス・ファンド」(楽天VXUS)を設定し運用を開始します。28日、交流サイト(SNS)で告知しました。既存の楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天全世界株)、楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)などと同様に米国バンガード社の低コストETFに投資する形を取ると断定していいと思います。つまり、楽天VXUSは米国ETFのバンガード・トータル・インターナショナル・ストックETF(VXUS)にファンド内で投資する形になります。

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信託報酬などは不明

楽天VXUS

 楽天投信投資顧問は12月22日に楽天VXUSの運用開始をSNSで告知しただけで、運用管理費用(信託報酬)がどの程度に設定されるかは不明です。楽天VTIや楽天全世界株で知られる低コストインデックス型投資信託を扱う楽天・バンガードシリーズの一つと出ますので、信託報酬は相応に安いと思います。積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象となるかどうかは不明です。今後の発表や運用開始後の運用状況を待ちたいと思います。

米国株以外に投資したい人のニーズを満たす

eMAXIS Slim オールカントリー②

 楽天VXUSは米国を除く全世界株インデックス型投資信託として国内で初めて運用を開始します。S&P500指数や全米株価指数連動のインデックス型投資信託に100%投資をしている人が、米国以外の全世界株に分散投資する際にはぴったりな投資信託になります。例えば、最初は米国株100%投資にしてしまいましたが、時価総額加重平均型の全世界株インデックス型投資信託の国別比率に近づけたいなどのケースです。あるいは基本的には時価総額加重平均型の全世界株インデックス型投資信託を運用したいが、米国と米国外の比率は自分好みに調整したいといった人のニーズも満たすでしょう。基本的には楽天全世界株やeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)などの時価総額加重平均の低コストインデックス型投資信託を一つ持てば十分で、シンプルかつ合理的だと思います。ただ、個人的には楽天VTI80%、楽天VXUS20%といった配分あたりは嫌いではないです。また、米国株が嫌いだとしても、米国株の比率は少なくとも50%以上は割いた方がいいと思います。

「インデックス投資は勝者のゲーム」は米国バンガード社を創設したボーグル氏がインデックスファンドへの合理性を分かりやすくユーモアに記しています。

 

楽天・バンガード・ファンド・シリーズ名称変更へ

楽天VTIなど名称
来年1月から楽天VTIや楽天VTなどに名称変更を伝える楽天投信投資顧問のプレスリリース

 楽天証券は2023年1月13日から楽天VTIや楽天全世界株を扱う楽天・バンガード・ファンド・シリーズを楽天・インデックス・シリーズに変更します。これに伴い、広く投資家に浸透していた各ファンドの愛称である楽天VTIや楽天VT、楽天VWO、楽天VYMなどが公式相性になります(厳密には楽天・VTIなどですが…)。ただ、当ブログでは楽天VTの略称に関しては、ファンド内の資産がVT+VTI+VXUSである点に鑑みて、今後も楽天全世界株の略称を続けます。

楽天証券は楽天VTIや楽天全世界株、楽天バランスファンドシリーズを全て扱っています。12月22日に新登場する楽天VXUSも扱う可能性は断定していいと思います。

 

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