上場投資信託(ETF)を除く国内公募追加型株式投資信託は、5月の設定額から解約・償還額を差し引いた推計が8,811億円の資金流入超過でした。日経電子版が報じました。報道によると、24カ月連続で流入超を維持しましたが、前月の超過額1兆2467億円を下回りました。超過額1兆円を割り込むのは2024年12月以来、5カ月ぶりだといいます。勢いはやや落ちましたが、何だかんだで2年間流入超過が続いています。
オルカン首位

ETFやDC・ラップ・SMA専用投資信託を除く個別投資信託ではeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)に推計1,619億円の資金が流入し、3カ月連続で首位でした。2位はeMAXIS Slim 米国株式(スリムS&P500)は1,419億円の資金流入超過で2位だった。後述する何で人気があるか全く理解に苦しむ3位の「◯弱投資信託(自主規制)」とともに4位以下を大きく引き離しています。低コストインデックス型では、6位に楽天・プラス・S&P500インデックスファンド(楽天S&P500)、7位にSBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBIVOO)、10位に楽天・プラス・オールカントリー株式インデックスファンド(楽カン)が入りました。3位の「情◯投資信託(自主規制)」は高コストな毎月分配型投資信託です。一応この3位の毎月分配型投資信託の名誉のため言えば、毎月分配型投資信託の中では上澄みも上澄みです。論外レベルでだめな投資信託の中のエリート投資信託に過ぎないといったところです。
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