こんにちは、「プラチナNISA構想で『毎月分配型』投信に焦点」と題したコラムが日経電子版に掲載されました。自民党の資産運用立国議員連盟が、65歳以上の高齢者限定で毎月分配型投資信託を少額投資非課税制度(NISA)の投資対象商品に加えよう石破茂首相に提言し、議論を読んでいる点を紹介しています。元本から分配金を払い出す「元本払戻金」(タコ足分配)が出やすい点をよく理解するように呼びかけています。さらに、楽天証券などにある投資信託定期売却サービスを活用すれば、新たに毎月分配型投資信託を購入して高い手数料を払いながら資産を取り崩す必要もないと訴えています。本当に同意です。資産形成期だろうと、取り崩しきだろうと、毎月分配型投資信託は一切いりません。
NISAの投資対象に加えるのは言語道断

プラチナNISA構想で「毎月分配型」投信に焦点 - 日本経済新聞
2024年に始まり、利用者が増加している新NISA(少額投資非課税制度)の内容に早くも見直し案が出ている。岸田文雄前首相が会長を務める自民党の資産運用立国議員連盟が、4月に石破茂首相に提言書を提出。「プラチナNISA」という名称で、65歳以...
詳しい記事の内容は上のリンクからごらん下さい。毎月分配型投資信託は問題点を列記すると①ほとんどが高手数料(低コストインデックスファンドの10倍~20倍超)②元本払戻金による分配金が横行③特にNISAと相性は最悪ーです。どんな属性の人でも、投資する価値は一切ありません。分配金を再投資しようとすれば新たに投資枠を消費してしまい、受け取ろうとすると運用効率が著しく落ちてしまう点などを加味するとNISAとの相性はと特に悪いです。わざわざ高い手数料を払って、毎月元本払出金をもらって何がうれしいのか全く理解できません。こんな劣悪金融商品をNISAの投資対象に加えようとするのは言語道断です。
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