こんにちは、上場投資信託(ETF)を除く国内公募追加型株式投資信託で純資産総額首位のeMAXIS Slim 米国株式は1日、純資産総額2兆円を突破しました。設定以来、極めて低コストで基軸株価指数の一つS&P500指数に連動した運用ができるということで、圧倒的に幅広い投資家から支持を集めて純資産総額を右肩上がりで伸ばし、2月6日に首位に立ちました。首位に立ってから3カ月弱で純資産総額を2,000億円程度上乗せしました。低コストのインデックスファンドの規模が大きくなることはさらなるトータルコストの削減につながる可能性があり、運用会社にとっても、投資家にとっても望ましい限りです。2兆円突破おめでとうございます。
超低コストでS&P500指数に連動
eMAXIS Slim 米国株式は米国を代表する500社に時価総額通りに投資をするS&P500指数に連動し、米国の時価総額の80%をカバーしています。業種別構成比は以前ほどではないものの、依然としてややハイテク銘柄の割合が多いものの、おおむねバランスは取れています。運用管理費(信託報酬)が4月25日に引き下げられ、年0.09372%となりました。国内株式投資信託でトップクラスの安さです。設定以来分配金を出さずに配当金をファンド内で再投資しており、効率的な複利運用ができています。売買手数料無料で、信託財産留保額はかかりません。ベンチマーク(指数)との乖離(かいり)率が小さく、極めて優秀な運用をしています。積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)対象です。つみたてNISAや新NISA、個人型確定拠出年金(iDeCo)で運用の主軸となる候補の一つだと思います。マザーファンドを共有する東証ETFにMAXIS米国株式上場投信(2558)があります。他にも対面型証券会社や銀行を販路とした投資信託もあります。
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