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つみたてNISAで売却は…

株式投資の心構え
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 こんにちは、でんです。積み立て型少額投資非課税制度(つみたてNISA)で運用しているインデックスファンドに利益を確定したくなった、あるいは下落に不安になった、違う投資信託に投資をしたくなったなどの理由で20年の非課税期間を満了せずに短期間で売却している人が一定数います。長期間複利運用した資産を非課税にできる権利を放棄してしまっており、本当にもったいないです。

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安易に売るのはNG

 つみたてNISAに限らず、全世界株価指数や全米株価指数、S&P500指数、先進国株価指数に連動する低コストインデックス型投資信託を安易に短期で売ってしまうのは考え物です。これらのインデックスファンドは運用期間が長期になればなるほど年平均リターンが年数%から十数%に収束する傾向にあります。ましてやつみたてNISAは各投資開始年から20年間非課税で運用できます。歴史上、全世界株や米国株、先進国株のインデックスファンドで20年以上長期で運用すれば含み損になる可能性が低い上に複利効果で資産が大きく膨らむ可能性が高いです。つみたてNISAで運用れば、こうした複利効果が効いた値上がり益を20年間非課税となります。つみたてNISAのインデックスファンドを売ってしまうことは、インデックスファンドの長期投資のメリットに加え、つみたてNISAの非課税制度も途中で放棄してしまうことになります。少し古いですが、2019年の金融庁の統計によると、1年間の投資信託買い付け額に対し、売却額が12%を占めてしまっています。

 このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございます。人生で本当にインデックスファンドを売却しなければならなくなったら、それはそれで最高の売り時です。それでも、つみたてNISAで運用する商品の売却はどうしようもなくなった時の手段にとどめるべきだと考えます。

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