SBIアセットマネジメント株式会社は12月5日、「SBI欧州高配当株式ファンド（年1回決算型）」（SBI欧州高配当株式）を設定し運用を開始します。親会社のSBIグローバルアセットマネジメントが発表しました。運用管理費（信託報酬）は年0.099％と国内の欧州株式投資信託では最低水準のコストとみられます。配当利回りに着目するアクティブファンドのようです。コストが高いものが多い欧州株式でしかも高配当銘柄に着目したアクティブファンドで、信託報酬年0.1％程度なのはびっくりする安さです。私個人は関心は持ちにくいですが、人によっては刺さるかもしれません。
分配金をファンド内で再投資か
https://www.sbigroup.co.jp/news/pr/pdf/2025/1110_a.pdf
詳しい該当ファンドの内容は設定・運用開始時に公表される目論見書などでご確認ください。発表によると、配当利回りに着目し、高水準のインカムゲインと中長期的な値上がり益の獲得によるトータルリターンを追求するとあります。年１回決算型ですので分配金を出さずに配当金をファンド内で再投資し、国内配当課税を繰り延べて効率的な複利運用を実現するとみられます。ファンド内で分配金を再投資する投資信託は分配金を払い出す投資信託よりも、はるかに評価できます。
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