こんにちは、今年に入り円安が続いていましたが、7月下旬から為替相場が乱高下しています。7月下旬から8月頭にかけて一時130円台まで急激に円高が進みましたが、5日の米雇用統計発表を受け一時135円まで円安に戻りました。今後、為替相場がどう変化するかは分かりませんが、全世界株などのインデックス型投資信託に長期投資をしている投資家は投資方針と資産配分を守って淡々と投資を続けるのがいいと思います。
航路を守って
一般的に円高になれば、輸入品に頼っている日本国内の食料価格やエネルギー価格を押し下げる効果があるとされます。輸入企業の収益にとってはプラスです。実は筆者の勤務先はどちらかと言えば円高を歓迎します。ただし、今の水準は年初来比で円安圏です。一方、日本経済の屋台骨を支える自動車などの輸出企業の収益にとっては以前ほどではないとされているものの、マイナス要因です。東証株価指数(TOPIX)や日経平均にとっても基本的には良くはないといわれています。全世界株などの外国通貨建ての資産は目減りします。1ドル100円を切る円高と株安が同時に来たリーマン・ショック時の全世界株や米国株は恐ろしいペースで値下がりし、高値から半値以下にまでなりました。とはいえ、インデックス型投資信託に長期投資をしている投資家は予測が困難な為替変動に右往左往することなく、航路を守って冷静に投資を続けていくのが賢明だと思います。
このブログに来ていただき、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。インデックス投資をする上で日々の変動を気にする必要はないとはいえ、急激な為替変動は生活や企業経営の上ではマイナス要因と言わざるを得ません。
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